
■黄鐘調 盤渉調 平調
年末年始に聞こえてくると音楽と言えば、もちろんあれですよね?
雅楽のあの曲と尺八を伴う箏曲🎵
日本国民ならほぼ100%の人が知っている曲であります。
ということで、YouTubeのオススメに上がってきたので聞いてみたのですが、全然違う曲が流れてきてビックリ❗
ちなみに、箏曲というのはこれ⇓です。
曲名は『春の海』、箏曲と書きましたが琴と尺八の二重奏曲です。
さて、問題は雅楽ですよ。
例の曲というのは日本人なら誰でも知っているあの曲。
『越天楽』
有名すぎて、口ずさむことができるぐらいの曲であります(いや困難だろ)。
冒頭に“全然違う曲が・・・”と書きましたが、いろいろ調べて解決しました。
『越天楽』と書きましたが、同曲には実は3種類あるのだそうです。
3つの曲も同じ曲なのですが、西洋音楽で言うところの「調」が異なるそうです。
西洋音楽のハ調やト調、ニ調という音階であったり、長調や短調といった明暗を規定するものですが、雅楽ではだいぶ異なります。
西洋音楽では転調したり、長調短調で変調しても、元の曲が分かる変化になっています。
しかし、雅楽では調が変わるとまったく別の曲に聞こえてしまうのです。
西洋音楽(特にクラシック)ではC調~B調、長調短調で少なくとも14種類あります(嬰や変を入れるともっと増えます)。
雅楽では6種類の調性があるそうです。
雅楽の調性は、
(1)壱越調[いちこつちょう] 西洋音階のD相当
(2)平調[ひょうじょう] 西洋音階のE相当
(3)双調[そうじょう] 西洋音階のG相当
(4)黄鐘調[おうしきちょう] 西洋音階のA相当
(5)盤渉調[ばんしきちょう] 西洋音階のB相当
(6)太食調[たいしきちょう] 西洋音階のE相当
となっており、『越天楽』には平調、黄鐘調、盤渉調の3つがあります。
ちなみに、上の『越天楽』は平調の曲で、もっとも有名な雅楽の曲です。
他の2つは黄鐘調と盤渉調となっています。
上の平調の『越天楽』を耳に馴染ませてから聞くと、全く別の曲に聞こえます。
2曲続けて紹介しますが、最初が黄鐘調、次が盤渉調の曲です。
上の3つの曲のパッと聞いたところ、正憲には同じ曲だとは分かりません。
聞いたことあるような感じだけど、別の曲に感じる、という感じです。
どうして3つあるのかですが、雅楽の6調には季節感や方角、明暗、冠婚葬祭などに応じた意味合いがあり、それに応じて変調した曲が存在するということのようです。
基本となる調の曲があり、それが他の調に変えたものが複数あるという感じのようです。
普段あまり聞くことがない雅楽ですが、奥深くて興味が湧いてきました。
皆さんが好きな『越天楽』はやはり平調ですか? それとも黄鐘調? 盤渉調?
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