◆和訳の正しさ
古代中国語(上古〜中古前期)で書かれた様々な史料があります。
その中でも興味の的が「後漢書東夷伝」と「魏志倭人伝」「隋書倭国伝」です。
学生時代にさらっと習った程度ですが、最近になってそれを再読してみたいと思うようになりました。
古代中国語(漢文と言って良いのか?)は読めませんので、その和訳本です。
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上の文庫本を買いました。
失敗😭
文字が小さすぎて読めません(←老眼)。
文字の大きな本を買えば良かった。
しかし、せっかく買ったので、この本を読んでいきます。
まずしたいことは、それぞれの本に書かれている事象を年表に起こす作業です。
すでに千数百年の間に何万人に何万回と実施されてきたことですが、自分自身で試してみたいのです。
それぞれの本に書かれている事柄を1つの年表に起こし、違いを見てみたいわけです。
それに加えて、同一の事柄に対する記述の差異を一覧にしていきたいということ。
日本の歴史解釈を抜きに、その本に書かれていることを忠実に書き出したいわけです。
ただし、それには重要な前提があります。
『 その本の和訳が正しいのか? 』
『 現代中国語と異なる古代中国語を踏まえた翻訳か? 』
『 翻訳者の歴史観が反映されていないか? 』
すっぴんサラサラに単純な古代中国語の翻訳がほしいわけですよ。
ただ、残念なことに正憲は古代中国語は全く分からないので、この和訳本を信じるしかありません。
後漢書や魏志、隋書を元にした年表ができたら、いよいよ『耶馬臺國』問題を解明する歴史陰謀論に向かいます。