■古き良きIT用語

正憲が「懐かしいなぁ」と思うIT用語、インターネット単語を紹介。
もしかしたら、ほぼ『死語』や『廃語』になっているかもしれない。

BBS –
Bulletin Board System。電子掲示板のことです。T-CupにBBSを開設することが流行りでした。
正憲も多いときには3つぐらい持っていましたよ。

Bcc –
Blind Carbon Copy。電子メールの機能の一種で、宛先を伏せて送信する方法。複数にも送れるので、企業などが広告で利用したりする。

Cc –
Carbon Copy。電子メールの機能の一種で、宛先を伏せずに送信する方法。“Blind (目隠し)”ではない送信方法。社内メールなどで用いられる。
「Bcc」で送るべきものを「Cc」で送る、いわゆる誤爆がたまに発生していたなぁ。

E-Mail –
電子メールのことだけど、最近はLINEやTwitter、TikTokなどで連絡を取り合えるので、電子メールを設定していない人も増えているそうだ。
キャリアメールとPCメールは違うもので、キャリアメールはほとんど死に絶えた印象。

FD (FDD) –
floppy disk/floppy disk drive。電子記憶媒体で、最近はUSBメモリーなどに置き換わっています。フロッピーは1.44MBしかなかったんですよ。
初期のマックは数枚のフロッピーで起動できました。漢字Talk 5などはフロッピー5枚とか7枚のサイズでしたよ。今の数ギガとは大違い。

Macintosh –
アップルと言えば今や「iPhone」や「iPad」、「Apple Watch」ですが、昔はパソコンの「Apple Macintosh」が有名でした。6色レインボーのリンゴマークとともに一種のステータスでした。

MO (MOD) –
Magneto-Optical disk。通常は「MO」や「MOディスク」と呼ばれました。一般には3.5インチサイズが使われていて、不安定なフロッピーから置き換わると期待されていました。1.44MBしかなかったFDが、640MBのMOに変わったときは嬉しかったですよ。
でも、現在はほぼ消滅。

Netscape –
Macintoshに標準インストールされていたブラウザ。Netscape Navigatorが初期の頃も名称です。「ネスケ」とも呼ばれ、ホームページ作成の際には表示確認の基準にもなっていました。現在は開発終了。

PDA –
Personal Digital Assistant。携帯情報端末と呼ばれたもので、現在のスマホの原型に近いかもしれない。Palm社のPalmデバイスやシャープのZaurusシリーズ、SONYのCLIEシリーズが人気でした。

SCSI –
Small Computer System Interface。『スカジー』と読みます。パソコン周辺機器を繋ぐインターフェイス規格の1つ。様々なタイプがあり、同じタイプでもpin数やオスメスなど数規格が存在した、とても悩ましいものでした。
しかも、1本辺りがかなり高価で、転送速度の関係から「できるだけ短く」というのが推奨でした。直列で接続し、最後にはターミナルという器具を取り付けないと認識しないという厄介な性質。起動は一番遠いものから順番にするというもの厄介でした。
とにかく難しい接続方法でしたが、PC周辺機器が爆発的に発達することに貢献した規格でもありました。

キリ番 –
キリの良い番号。BBSやウェブサイトにあるアクセスカウンタが、切りのよい数字である(数字になる)こと。「777」や「1000」など。その数字に当たったときは「キリ番ゲット」などと投稿した。2chで多かったね。

ネットサーフィン –
「インターネットをサーフィンする (surfing the Internet)」という表現から、日本でもそのように使われたみたい。
「昨晩は何してたの?」「ネットサーフィンしてた」みたいな会話がトレンドと思われた時代の表現ですね。

ポストペット –
ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(So-net)が販売していた電子メールクライアント、およびそのキャラクターが登場する作品の総称。
ピンク色のクマからスタートして、最大12種類のペットの中から選ぶことができました。自分のペットを世話しながら、メールを送受信をしてもらったり、友だちペットと交流したりというソフトウェア。
パソコンの性能が良くなかった時代に、けっこうな性能のソフトウェアだったと思います。今はそんな遊び心満載のソフトウェアが少なくなって残念。

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正憲
■電算・電網

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