◆バリ島 #7 (1)
年末年始はインドネシアのバリ島に旅行しました。
アイキャッチ画像を月毎のものではなく、オリジナルにしてみました。
少しずつ思い出しながら、旅の様子をアップしたいと思います。
後半はのんびり何もしなかったので、話題は特にありませんが・・・・・😅
上の商品は簡単にミラキャストできるドングルで、HDMIが付いているテレビにスマホ画面を映すことができます。
スマホに保存した動画をテレビで観ることができるわけです。
いろいろな場面で活用できそうですね。
正憲はすでに持っていて、旅行や出張などで利用しています。
さて、バリ島旅行ですが、コロナ禍以前に行ったきりですので、実に5年ぶり。
今回が7回目の旅になります。
出発前にいろいろ調べてみましたが、以前と大きく変化していました。
何が変わったのか、そして、どんな準備をしておいたほうが良いのか、備忘録も兼ねてまとめておこうと思います。
これから書きます情報は、令和7年1月9日時点での内容と考えてください。
インドネシアは頻繁に出入国関係の規則が変更になるため、訪問時点での最新情報を入手するようにしてくださいね。
また、今回はバリ州への入国について書きます。
ジャカルタや他の州での出入国の際には異なる点も考えられるため、同様に最新情報をゲットしてください。
では、始めましょう🎵
今回のバリ島旅行の際にいろいろ調べていましたら、インドネシアの出入国の際に提出する書類関係の変更が分かりました。
具体的には、(1)Immigration card、(2)税関申告書、(3)健康報告書の3点です。
これらの書類は今まではインドネシアに向かう機内で書類が配られ、到着までにイソイソと書いておくというのが定番でした。
それが現在はすべて電子化されているというのです。
さらに、バリ島に入域するにあたっては、『バリ島観光税』の徴収も始まりました。
ジャカルタや他の州への入域の際には徴収されないと思います。
また、この観光税の支払いについては今のところ未払いに対する罰則などはなく、任意という形です。
バリ島の環境保全のためでもあるため、できるだけ協力しましょう。
これも事前に申告しておく必要があります。
というわけで、バリ島の入域にあたっては、4つの書類を事前に電子申請する必要があるということになります。
一気に面倒くさいことになっていますね。
同行した友人も言っていましたが、知らない人や電子申請に疎い人は大変だと思います。
さらに面倒くさいことには、この4つの電子申請書類の申請時期が各々異なるということです。
いい加減にしてくれよ💢と思いました。
旅行体験記の予定ですが、今回は事前申請書類について解説する回にしようと思います。
(1)電子到着VISA/観光VISA(e-VOA)
到着ビザ(e-VOA)はすべての入国者が一人一人申請する必要があります。
家族連れであっても、パスポートが一人一人にあるように、各自のビザを取得しなくてはなりません。
この申請は有料で、1人1回 Rp. 500,000(約5,000円)です。
ビザは取得時点から90日有効ですが、一度入国すると滞在期間は30日以内となり、出国すると再入国はできません。
この到着ビザ(e-VOA)の申請は結構難関で、申請前に下記の準備をしておく必要があります。
(事前準備)
・顔写真(あとで紹介するサイト情報を参照)
・パスポートの顔写真が写っているページ全体の画像(jpgまたはpng)
・パスポートの顔写真が写っているページ全体のデータ(pdf)
・予約済みの帰国便航空券データ(pdf)
・宿泊するホテルやヴィラの名前や住所(英語)
これらを揃えるだけで大変です。
帰国便の航空券データをpdfにしますが、もちろん日本語ではダメで、英語の航空券データを準備しなくてはなりません。
パスポート写真のpdf化などは知識のある人に聞いたほうが早いですね。
ホテルの住所などは正確なものが見つからない場合はGoogle Mapsで調べることができます。
さて、この到着ビザ(e-VOA)ですが、申請してから認可されるまで最大で2日ほどかかるとされています。
入域の2週間前から申請できますので、e-VOAは14日前~48時間前までの間に申請してください。
入国の1週間前に申請しておくのが安心です。
申請してビザが発行されると、登録したメールアドレスにビザ書類がpdf添付書類とともに送られてきます。
このビザ書類(pdf書類)をできるだけ印刷して所持しておきましょう。
登録する電子メールアドレスですが、入国後にも「滞在が許可された」という審査官からのメールが届きます。
これも許可証のpdf書類が添付されていて、出国の際に提示を求められたら出さないといけません。
ですから、インドネシアでも受信可能なメルアドが望ましく、発信者制限のあるキャリアメールや設定のややこしいyahooメールなどよりは、G-mailアドレスでの登録をお勧めします。
その他の電子申請書類も同じメールアドレスのほうが良いです。
具体的な到着ビザ/観光ビザ(e-VOA)の申請方法は下記サイトを参照してください。
(2)電子税関申告書(e-CD)
以前は機内で配られていたインドネシア税関申告書ですが、今はすべて電子申請になっています。
日本帰国の際は電子申請と紙申請が選べますが、インドネシアは電子申請のみです。
家族連れの場合は代表者のみの申請で良いので、申請画面にある同行家族についてのデータを正しく入力してください。
登録後に送られてくる電子メールに提示用のQRコードがありますので、印刷しておくか、スクショして保存しておきましょう。
このe-CDの電子申告は入国の2日前からできます。
それ以前には登録できません。
なんとも面倒くさいですが、2日前に忘れずに登録しておいたほうが良いです。
到着後に空港のPCでも申請できるようですが、混雑が予想されるため事前申請が良いです。
このe-CDの申請は無料となっているため、登録画面で費用を要求された場合はSPAMサイトの可能性が高く、すぐに離れてください。
具体的な電子税関申告書(e-CD)の申請方法は下記サイトを参照してください。
(3)インドネシア健康報告(SSHP)
エムポックス(サル痘)の流入予防のため、すべての人が申告する必要があります。
申請自体は内容が少ないのでとても簡単ですが、すべて英語です。
また、健康報告書(SSHP)の申請は無料となっています。
これまたとても面倒な話なのですが、事前申請は入国前日または当日のみとなっているため、前日の余裕があるときに登録しましょう。
入国日が当日となるため、深夜便到着で日付がずれる場合は「前日」の定義を間違わないように気を付けましょう。
この申請はメールアドレスの登録がなく、申請後のQRコードは申請後に表示されるのみです。
忘れずに画面をスクショ保存するか、pdf化してデータとして保存しておきましょう。
不明になった場合は再申請できます。
具体的なインドネシア健康報告(SSHP)の申請方法は下記サイトを参照してください。
(4)バリ島観光税(入島税)
今のところ納入義務は明確ではなく、支払わないことによる罰則もありません。
まぁ、よく分からないところに金が流れていく東南アジアあるあるかもしれませんが、バリ島の美化と環境保全という名目もあるようですので、協力しましょう。
税額は一人 Rp. 150,000(約1,500円)です。
支払いをすると支払い証明のQRコードが表示されるので、印刷しておくかスクショしておきましょう。
空港で聞かれたり、観光地などでの抜き打ちチェック対策のため、滞在中も提示できるようにしておいたほうが良いようです。
観光地でしつこく入金を求められたという体験談もありますし、何も言われないまま滞在したということもあるようです。
いつまで続くか分かりませんが、利権の一つでしょうから無くなることはないでしょう。
申請は2ヶ月前からできますが、e-VOAの申請をするときに併せて支払うほうが簡単だと思います。
バリ島観光税(入島税)の申請方法は下記サイトを参照してください。
いかがでしたでしょうか?
けっこう面倒ですよね。
事前申請した書類はpdfやスクショなどでスマホに保存しておいたものでOKですが、万一を考えて、印刷できるなら印刷して持っていたほうが安心です。
時間的にSSHPは印刷できないと思いますが、申請自体が簡単なのでトラブっても問題ないでしょう。
e-VOAはとにかく面倒でしたので、慎重に事前準備と登録作業をして下さい。
上とは別に、入国の際に宿泊場所を聞かれることがあり、決まっていない場合は入国を拒否されることがあるようです。
ホテルやヴィラを予約していく人がほとんどだと思いますので、万一質問されたときに提示できるように、英語の予約書類を準備しておいたほうが良いです。
booking.comなどのサイトでは日本語版と英語版の両方が印刷可能です。
最近の世界情勢で、宿泊地が決まっていない人や帰国便の航空券を持たない人の入国が許可されないケースが多々報告されています。
さて、次回の旅行記ですが、上記の電子申請をして初のバリ島入国について書きたいと思います。
↓いいね♡↓ 押してくださると嬉しいです(^^)/