■映画《ザスーラ》
映画の話題です。
例によってネタバレします。
過去の映画を話題にした日記ブログもそうですが、ネタバレ必須で書いているので注意してください
では、下記にすぐに要約を引用します。
古めかしいボードゲームを始めると、ゲームの中に吸収されて登場人物としてクリアすることが課せられる。
ライフが無くなったり、ターンをクリアできないとゲームオーバー!
数人の協力者と知恵を絞ってゲームをクリアし、元の世界に戻る。
ゲームに入った人たちは新たな絆で結ばれていく。
どこかで聞いたことありませんか?
なんと、設定のほとんどが『ジュマンジ』と一緒なのです。
初代ジュマンジは1995年の発表で、今回の『ザスーラ』は2005年に配信されました。
時代に応じて、ゲームの種類や内容、用語が変化しているのが面白いですね。
興行的にはほぼ同時に発表された「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」に観客を動員されたため低調に終わり、内容の評価は高かったものの失敗作となってしまったようです。
でも、正憲的にはとても面白く楽しめる内容でした。
主人公の兄弟は兄ウォルター(右)と弟ダニー(左)で、ネタバレしますと宇宙飛行士は「ゲームを上手にクリアできずに宇宙に取り残された」兄ウォルターの成長した姿です。
何故ゲームをクリアできずに宇宙に取り残されることになったのかは、映画の中で静かに描写されます。
『ジュマンジ』もそうですが、『ザスーラ』も子どもの心の成長を描いているところが評価が高いと思います。
宇宙飛行士役はダックス・シェパードです。
程良いイケメンさんですが、彼も大作には恵まれていません。
『ザスーラ』の前年の『トレジャー・ハンターズ(Without a Paddle)』では仲良し同級生の一人を演じ、ちょいイケ役ですね。
主役になれない、脇役でも何番目かの三枚目男優さんです。
残念なのは怪獣型宇宙人のゾーガン星人🦎
ハリウッド映画の不思議というかキリスト教徒の傲慢さというか、宇宙人を描くときに何故だかトカゲや両生類系、タコ系などの人間よりも「明らかに容姿が劣る」姿に描きがちです。
宇宙船を造り、宇宙をさまよって星を攻撃するぐらいに発達しているのに、見た目はトカゲです。
若い頃のブラッド・ピット並の量産イケメンの宇宙人でも良いのに・・・。
とまぁ、ネタバレなのかどうか分からないぐらいに映画の内容には触れていませんが、お薦めの1本であります。
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気楽に観ることができる内容ですのでぜひご覧ください。
ウォルターとダニーの兄弟喧嘩の様子は本物の兄弟のようで、とても微笑ましいというか現実味があって微笑です。
ゲームの内容に興奮して話す姿も可愛らしくて良いです。
この機会に初代『ジュマンジ』も併せてご覧いただくのも良いかと思います。